スポーツライター登龍門 present by 「朝日日刊インサイト」

[全国ミニバスケットボール大会]バスケッ子たちに明るい未来を

バスケっ子たちの顔は満足感で溢れていた。
バスケットの聖地・代々木体育館で開催された「全国ミニバスケットボール大会」は大盛
況のうちに3日間の日程を終えた。
男子では、長崎県代表が展開したハイパーオフェンスが出色で、180㎝近いセンターは
身長を武器に制空権を握り、左利きのシューティングガードは異次元のスピードで相手デ
ィフェンスを切り裂いた。
東京都代表の女子が見せた鉄壁の守備は、厳しい練習の賜物であることは想像に難くない。
常に2人で相手を挟み込むディフェンスは、身長の低さを補って余りある緻密さが見てとれた。
その他のチームも小学生らしく溌剌としたプレーでスタンドの大歓声を呼び起こした。ひ
たむきにコートを駆け回り、ボールに食らいつく姿勢には、まさにバスケットボールの原点があった。
一方で深刻な問題点も浮き彫りになった。
黙っていても子供たちの“バスケ人口”が右肩上がりに伸びる時代はとっくに終わってい
ることに気づかない大人たちの甘さだ。
子供たちの大多数は「目標とする選手はいない。将来的にバスケを続けるかは解らない」
と考えているのだ。親たちはさらにシビアだ。
「体を鍛える、団体生活を学ぶという意味ではプラスだが、いくら頑張っても将来が見え
ないから・・・」とバスケを続けさせることに否定的だ。
並立、合併で揉めるトップカテゴリーの現状に加え、野球やサッカーと比べものにならな
いくらい安いサラリー。魅力的な未来が全く見えてこないのだ。子供たちが憧れる国内リ
ーグの整備と目標とされるスーパースターの出現がない限り、バスケットボールに明るい
未来はない。
彼らは、もう「スラムダンク」世代ではないのだ。

●三浦敬介
1965年生まれ。明治大学卒。
現在、某テレビ番組を担当しながら金子塾でスポーツライターに挑戦中。

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コメント(1)

くぼま2010年6月20日 11:44 AM 

あなたはどこまでバスケ界のことを取材されたのだろうか?
一般的にいわれている憶測をステレオタイプな意見しか
述べられていない。単に批判をしたいにしても
立体的な取材をして実際を把握するのがジャーナリストの仕事では。
内容が浅すぎる

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