野球殿堂入りを果たした213勝投手・北別府学(元広島)の後年の最大の武器は「インスラ」だった。右バッターのインコースへのスライダー。バッターが腰を引いた時点で勝負ありだった。江川卓や小松辰雄のような空振りを…
[スポーツライター]二宮清純
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[二宮清純/唯我独論]今こそJクラブへの「なでしこ」保有義務付けを 2012年01月12日
名言が飛び出したのは北京五輪3位決定戦前のミーティングの場だった。つまり2008年夏のことだ。銅メダルをかけた試合への思いを、先輩から順に口にしていった。程なくして29歳(当時)の澤穂希にスピーチの出番が回ってき…
[二宮清純/唯我独論]中学教育での武道必修化に「待て」 2012年01月05日
「待て」。柔道のルールに則り、いったん仕切り直してもいいのではないか。 周知のように今春から中学1、2年の授業で柔道などの武道が必修化される。その狙いを文科省はこう説明する。 <武道の学習では、相手の動き…
[二宮清純/唯我独論]危険なMLBの“国際的青田買い”案 2011年12月22日
浮かんでは消え、消えては浮かぶ。MLBの気紛れにプロアマ含めたこの国の野球界は、どれだけ振り回されてきたことだろう。 海の向こうで、またぞろインターナショナルドラフトの導入が浮上してきた。MLB機構がインターナシ…
[二宮清純/唯我独論]MLB球に指先の皮膚感覚は? 2011年12月15日
310勝投手の別所毅彦は座談の名手だった。話術が巧みで声に抑揚がある。しかもエピソード満載ときている。思わず「それ、本当ですか?」と聞き直したことも一度や二度ではない。 もう今から20年くらい前の話だ。「最近の…
[二宮清純/唯我独論]犠牲伴う、45歳・西澤の挑戦 2011年12月08日
携帯電話の着信音が鳴ったのは日曜日(4日)の夕刻だった。いま成田に着いたばかりなのだという。「勝ちました。タイトルを取りました」。独特の低音が弾んでいた。 西澤ヨシノリがシドニーで戦った相手はタイ人の…
[二宮清純/唯我独論]体から火花発した闘将・西本さん 2011年11月30日
「川上(哲治)さんは陸軍内務班のような野球をする」。陸軍内務班と聞いても若輩者の私にはピンとくるものがない。きっと鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていたのだろう。白髪の老紳士はニヤリと笑って、私にこう助け…
[二宮清純/唯我独論]“鯛で鯛を釣る”大型トレード見たい 2011年11月23日
おそらく全てのスポーツ紙が全文を掲載していたのではないか。解任された巨人・清武英利球団代表兼GMの声明文も、それに反論するかたちで出された渡邉恒雄球団会長の談話も隅の隅まで読んだ。あれっ、と思った箇所がひ…
[二宮清純/唯我独論]オマリー待望論に見る「オーナーは人徳力」 2011年11月17日
懐かしい名前が名門ロサンゼルス・ドジャースの新オーナー候補に浮上してきた。ピーター・オマリーだ。 オマリーは1970年、父ウォルターの後を受けてオーナーに就任。それから28年にわたって球団を経営してきたが、97年に「 [...]…
[二宮清純/唯我独論]鳴戸親方の夢だった四股名“喘息力” 2011年11月10日
死因が急性呼吸不全と聞いて胸が潰れる思いがした。どんなに辛かったことか……。7日に福岡市内で急死した鳴戸親方(元横綱・隆の里)と言えば糖尿病患者として知られたが、それよりも、もっと深刻なのがゼンソクと…
[スポーツライター]
二宮清純- seijun_ninomiya
- スポーツジャーナリスト。株式会社スポーツコミュニケーションズ代表取締役。
「スポーツは人間が生み出したかけがえのない文化」を信条に、競技の垣根や、プロ・アマ、国内外を問わず精力的な取材と執筆をこなしている。
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